旅死に

 不幸だ。不幸だ。不幸だ。不幸だ。
誰も友達もいない。恋人もいない。
何もかも掴み逃した人間。

昔見た夢が視えない。
チャンスだけはあるのに。
昔の自分がそこに居たらぶん殴ってるだろう。

今は不遇だなんて思ってない。
ちゃんと実力が視得ている。
だからってあきらめんなよ。
ここでまた逃げて、これからの四年間も。
この先の人生もずっと逃げ続けるのかよ？
それでいいのか？本当に。

上手く行くかとかどうかとか。
わかんねぇじゃん。
上手く行かなかったからって、
本当の「敗北」なのか？
違ぇよ。今折れちまって何もかも自分で棄てちまうのが敗けなんだよ。

一声、喝出して切払わねぇと如何なぁ。
紛れも無く「勝負」の真っ最中なんだぜ。
自覚ねぇんだよ。困ったことに。

ダチがいねぇとか、描きたくねぇとか、
今はどうでも良い。
だって今は戦なんだ。勝つことだけ考えろ。
俺は誰より「負け」だけは知ってる。
挫折しかないような人生歩んで来てるから、
どこで足踏み外して転げ落ちるかだけはよ〜くわかってる。

だからこそ今は本当の瀬戸際だ。
ここが最大限ギリギリの崖っぷちラインで、
これ以上踏み込んだら詰む。
「絵と格闘する」意志で行きたいと思う。
元々粗暴な性格で、見ての通り破綻してる。
目前の的をぶち殺してやるってつもりで刀持ってた時の気持ちを思い出して、
戦いたいと思う。

全く「美術の道は極道と同じだ」とは良く言ったもんだ。

秋

 秋っていうのは命が消える季節だ。
そんな時何かを創りたいなんて正気の沙汰じゃない。
ゆっくり感傷に浸っていたいんだ。
今まで過ごして来た、出会って、過ぎ去ったものに、
振り返りたい。こんな時だからこそ思い出してやりたい。

自然とだって前は向く。
そんな時はやって来る。

ゆっくりと秋雨と風の音を聴いて、
月をただ見るのも良いかもしれない。
感じたものを大事にしよう。

私の冬は冷酷だ。
もっとも感覚が研ぎ澄まされる、
鋭利な刃物のように成れるのは冬だ。
冬を生きて来た人間だからだ。

これ以上語るは無意味だろう。野暮というものだ。
そうだ、最後に神社を見に行きたい。
二年前暮らした街を見て来たい。
正直なところ今は時間が無いのだが、
カメラを持って紅葉を探すのも悪くない。

やり直し

 また自暴自棄に成って、
色んなことを投げ出して、
逃げてしまいました。


どうして自分の可能性を信じられないのだろう？
それを何があっても信じられる権利を持っているのは自分だけなのに。
手を伸ばせば届く様な気がする、
なら勘違いでも良いから飛び出せば良い。
何もプロに成る必要なんかないし。
人に何か与えられる人が俺に取ってプロなんであって、
金を稼げるかとかライフワークに出来るかとか、
そんなことより大事なもんがあるだろ！って。
まだ一年生だろ！って。
出来ないなら学んで行けよ！って。
なんでもかんでも才能で片付けんなよ！って。
ことある度に落ち込むってことは悪いことじゃない。
落ち込んでも良いから１０秒で立ち直って糧に出来るくらいじゃないと。
大学入ってこの一年目が自分のスタートなんだ！って、
気持ち入れ替えることにします！


こっからまず学校の課題終わらせて、
なんとか本一冊完成させるとこまで漕ぎ着けます。
やっぱり使ってしまった時間が惜しまれますが、
自分の中で振り返って土板を固めた有意義な時間に成ったと思えれば良いです。
「何度も何度もあきらめようと思ったけれど、
結局この世界じゃないと自分は生きれないんだ・・・・」
ということを刻み増やして行けば、
それだけ意志は固く成るものだと思います。
それに自分の中で何に昔感動したのかとか考え直す機会にも成ったので、
無駄にしないようにします。
「悩んだら初心に帰れ」
これ大事ですね。


さて残りのシルバーウィークが引き蘢り作業ウィークに変わることが確定したわけですが、
その開始は正確には明日の夜から１０月３日までに成ります。
今日の夜は友人の誕生日祝って、終電。そのままの足で「幻想郷開き」に行ってきます（笑）
それでシルバーウィークの思い出ってことで良いかなぁと思います。
そっから一気に課題＋原稿で。
原稿っても、そんなに気負わず、２０Pくらい欲しかったのですが、
クオリティ低いの入れるくらいなら、
書き込んだ奴を８Pくらいでやる方が良いですしね。

「描く量」がたぶん専門学校生と比べて劣っているんだと思います。
教え方とか、何より刺激は美大の方が絶対上だと思いますが、
ただ、先輩のポートフォリオとか見ても、
やっぱり「描いてない」ってことに付きますね。
美大生はスペック高いのに活かせてないんですよ。
課題やりながらでしょうがないとこあるので、
時間がある時に描くこと！
経験値不足を少しでも補うこと。

まあ課題終わったらポンポン配信してって、
強制作業モードに切り替えるようにします。

馬鹿野郎

 また、絵で仕事やるのあきらめようとか、
色々考えてたみたいです。
とりあえずやってみなさいよって感じですね。
普通に描いてる期間は長いけど、
描いてる量はガチで少ないですからね。
まず描くこと。これ大事。
要は良くないベテラン習慣みたいなのが身に付いてる訳ですよ。


次に、自分のスタイルって、
やっぱ口に出して決めた所で定まるもんじゃなくて、
もっと描きに描いた末出るのかなって、
そういう意味じゃ根本的に自分はこうしてくっていうのもまだ早いし、
まして絵の道完璧に諦めるのも早過ぎる。
ただ、他でプログラミングとか３Dとかやりたいことあれば、
そういうのもどんどん試してけば良いし、
手広く余分に今ならやれる時間があるからどんどん拡げて行く。
自分の趣味も。テレビ下に下ろして。
せっかく配信始めたんだから、
作業しまくれるしね。サメハダスタイルで。


次に売れるか売れないってこと考えてみる。
企業としてどんなの欲しいだろうかってのが、
だいたいわかって来たらそこを突き詰めても良い。
また、ある程度の描き分けとか融通を利かせなきゃいけない。


とにかく手広くやって、
絵に遊びを利かす、設定で遊べるように成る。
リアルにだけ描けりゃ受かるってもんじゃないからね。
まあそこは学校にデッサンしに行きゃ良いでしょ


とにかく諦めるのは早過ぎる。
見切り立てるのが死ぬほど早いってのは、
自分の難癖だから。絵にも出てるんじゃねーかなと思う。
ではでは

記録

 自分のあまりの不遇さ。
自分はヒーローの証だと思ってる。

だってこっからのし上がれたらすごいじゃないか？
天才より凡人の方が人を共感させれる。
ずっとうだつの上がらなかった奴が、
最後の最後で笑うから、
他人に夢語る権利が、心動かせるんじゃねぇのか？


そういえば思い出した。
自分は子供に夢を売りたかったんんだ。
そんな自分が夢を持ってなきゃダメだよな。