2009-10-24 [Sat]
やり方だよなぁって思った。
締め切り決めてやることが有効な場合と悪手な場合がある。
今回は断然後者。
一枚絵ならとことん気の済むところまで描き切りたい。
なのに締め切りがあって、質が落ちたものが出来るだけじゃなくて、
自分の中で腑に落ちないところがあって、
自分の中でやれたって気に成らない。
『イラスト本」とか、立体でもだけど、
個々が独立しててクオリティ求められるものに対しては、
「編集」だけで十分だと思う。
まとまったコンセプトがあるならとにかく、
ただ、並べたその時の「記録」だからこそ良いのであって、
急いで間に合わせで描いたものなんてもってのほかだ。
その時、やれる限りのものっていうのを大事にして、
そういう自由に思いっきり描いたものが貯まったら今度作ってみる。
おれはいつか貯まったら本が出来るよくらいの気持ちで。
頭の片隅にでも一冊の本に成るってことを考えとけば良い。
一枚を描き切る後押しに成れば良いと思う。
それに対してストーリーだったり、
全体で初めて意味を持つものに対しては締め切りは有効だと思う。
こういったものは企画決めた時点での質だったり、
表に出してみないと白か黒かはわからないし。
どうしても作業的側面が出ちゃうから、
短期スタンスでパッと仕上げてしまう方が気持ちのよいものが出来る。
要は企画モノには締め切りを付けて行った方がやる気が出る訳だ。
そういう性質がわかって今後の制作に役立てたらなぁと思う。
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